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783 料理研究家 小早川洋子先生

スプーンブレッド自由が丘で開催の「小早川洋子先生を偲ぶ会」に出ました。
寺田倉庫会長夫人など50名ほどが集まり、早すぎた死を惜しみました。

 

八雲の会は、東京での初期、離陸時に応援しています。
熱意があり、「自由が丘あたりで料理教室を開きたい」と目標が明解でした。
小早川さんは下関の生まれ、「長州は違うな」と感じたものです。
 

  2005年12月 155回八雲の会
  2006年 1月 島根館でトークショー
                    3月 荻窪で「料理と島根のお酒を賞味する会」

 

寺田倉庫が運営していたキッチンスタジオ(自由が丘)をご自分で見つけてきて、料理教室が始まりました。

手元に2007年2月開催の「島根のあったか鍋 作って食べる美味しい鍋会」
の企画書、案内があります。
このあたりから小早川さんの自力飛行に入っています。

強く支えたのが、キッチンスタジオのお世話をしていた村石康子さんでした。
村石さんはフランス大好きですが、「有名でないものに良さを見つける」のは、フランス精神に適うそうです。
それなら島根は向いています!
村石さんは島根を訪ねるなどして、よくサポートされました。

小早川さんは、島根の最高のものを、ふんだんに提供していました。
鮮度のいい、大きい魚や、岩がきに、生徒は感動です。
あすっこなど島根特産の野菜、宍道湖しじみなどもありました。
寺田倉庫会長から要望があり、たたらの本場、ご主人の実家がる奥出雲町でとれる玉鋼の包丁を用意したと夫人から伺いました。

 

昨年11月に行われた「東京料理教室開催4周年」イベントでお会いしたのが、最後になりました。
80名くらいの出席だったように思いますが、知っているかたは少数。
よくぞ小早川さん、多くの島根料理ファンを開拓されたものです。

 

島根の物産、ずいぶん東京に出回ってきました。
食材や料理を語れる方が必要です。
小早川さんを失った損失は大きいと思います。 

 

偲ぶ会の準備にあたった金築さん、京谷さん、ご苦労さまでした。
おふたりとも、島根に関わりがあるかたです。

 

5.29  三島 八雲の会