犬も歩けば798 白内障のひみつ
NPOニューロクリアティブ研究会(多根伸彦理事長 品川区)。
メガネの三城の創業者が創設し、「脳と創造性」をテーマとしています。
http://www.neurocreative.org/ja/
セミナーに参加しました。
- テーマ 創造する脳~「みる」という豊かな世界を観る
- 講演 1.「白内障の変遷」 三井記念病院 眼科部長 赤星隆幸
2.「モノを見る脳の仕組み~物体像の脳内表現」
理化学研究所 シニアチームリーダー 谷藤 学
赤星先生の講演、感動しました。
以下、抜粋します。
- 白内障手術の歴史は、今から6000年前に遡る。
- 除去した水晶体の代わりに、眼内レンズが初めて移植されたのは1949年。
- 発明したリドレーは長く批判されたが、2000年にサーの称号をえた。
- プレチョップ法により、2ミリ以下の傷口からの超音波手術が容易になった。
- 多焦点眼内レンズを用いると、遠視、近視、乱視、老眼を治せる。
- 多焦点眼内レンズは、(生活を楽しむ)南米で普及している。
画期的な技術のようです。
体験者の50代の女性、「十代の感覚が戻った」と述べていました。
ところで、このセミナーは、岡山市でも同時受講していました。
「白内障のひみつ」は、赤星先生の最新の著作名です。
(朝日出版社 1200円+税)
7.31 八雲の会 三島