犬も歩けば801 小泉八雲
小泉八雲の直系は一雄、時、そしていまの凡先生(島根県立大教授)です。
八雲会発行の「へるん48号」に丹沢榮一さん(東京都市大学講師)が、
2件寄稿しています。
1. 小泉一雄先生の思い出
2. 小泉時先生の思い出
丹沢さんが、時さんに会うきっかけになったのは、1993年3月、
目黒区八雲で行われた凡さんの講演会でした。(目黒八雲の会主催)
目黒八雲の会(高橋孝之代表)は、目黒区八雲と島根県八雲村(いまは
八雲町)の文化交流を目的とした事業を行っていました。
その一環として、当時八雲記念館学芸員だった凡さんに、講演を2度
お願いしています。
1. 小泉八雲を語る会 93.3.25 緑ヶ丘文化会館に
2.出雲神話を語る会 94.3.23 八雲氷川神社にて
小規模の講演会でしたが、丹沢さんのライフワークのきっかけになった
とは嬉しいかぎりです。
加えて凡さんが八雲村の人、モノを知るきっかけにもなりました。
たとえば志多備(したび)神社の神木「すだじい」です。
日本一の太さで知られています。
http://www2.izumo-net.ne.jp/oyashiro/matsue/cat44/
アイルランドにも樹木信仰があると、その後の講演でお聞きしました。
国際文化比較の好事例になっています。
このすだじい、水木しげるさんも見ています。
妖怪がいっぱいいると、大喜びだったそうです。
ただならぬ気配は、私でも感じます。
8.11 三島 八雲の会 http://yakumonokai.jimdo.com/