野﨑史湖(しこ)さんから「美装紙」の販路開拓の相談を受けました。
史湖さんは「美装紙」を考案、発売している「ふしみ和紙アート研究所 安来市」の野﨑ふしみさんの長女です。
東京で販売支援をなさっています。
美装紙は、外谷製紙(松江市)の「ゼオライト和紙」を材料とする、保湿効果のあるスキンケア商品です。
女性向けが主ですが、赤ちゃんから高齢者まで使われています。
発売以来10年になり、リピーター需要が9割。
ゼオライト和紙には、島根産ゼオライトとトルマリンを漉き込んでいます。比重の重い鉱物を、均一に分散させるのが外谷製紙のノウハウです。
ゼオライトは多孔質で、消臭・イオン交換・吸着などの機能があります。
福島原発ではセシウムの吸着に使われています。
開発の狙いは消臭機能のあるシーツで、ターゲットは高齢者施設でした。
いまや「トルン・シーツ」の名で、家庭用として定着しています。
夏は汗を吸着し、冬には暖かい優れもので、私も愛用しています。
ゼオライト和紙の信用を高めたのは、エーザイによる動物用の絆創膏
「クリニバン」の開発でした。
保湿性が、切り傷の治癒を促進する効果をもたらします。
開発者の田中さんは、ただいま母校の帯広畜産大学に勤務なさっています。
さて「美装紙」ですが、江角マキコさん(出雲市出身)も使っているそうです! ですが、まだまだ知られていません。
詳しくは別紙をご覧になってください。
使ってみたいかたなど、問合せを歓迎します。
8.17 八雲の会 三島律夫