犬も歩けば829 新著ご紹介「古事記外伝 スサノオ物語」
おめでとうございます。
今年は「古事記1300年」です。神話の現場である出雲(島根)に光があたるでしょう(願望も)。
このタイミングで、いい本が出版されました。
「古事記外伝 スサノオ物語」
著者:佐草一優 発行所:我夢プロダクション(町田市)
定価:1400円+税
佐草さんは、松江市出身、獣医です。八重垣神社の出自で、宮司だった祖父はじめ家族や親戚、地元の皆さんから多くのお話聞いておいでです。この本はそれらを再構成したものです。
獣医として医院の経営だけでなく、世界の野生動物保護、会社経営、ラジオ出演など、多方面な活動をなさっています。お国自慢に陥らない、クールヘッドをおもちです。
佐草さんの豊かな想像力の賜物で、わかりやすくて感動のあるストーリーです。
1.スサノオの誕生、はなばなしく活躍して、死に至る生涯がわかる。
2.出雲の各地の山、川、スサノオ・イザナミを祭る神社、お墓、オロ
チ退治の伝承地などがわかる。
3.イザナミによる死の意味を語ることばに説得力がある。
私は、イザナミの役割に気づくことができたのが最大の収穫でした。
この本の販売、普及をお手伝いしようと思います。購入ご希望のかた、ご連絡を待ちます。また販売していただける場所に関する情報を期待します。
1.2 八雲の会 三島律夫