5日、学士会館で行われた、益田市出身で編集者の城市創さん(60)の「お別れの会」に参加しました。多彩、多数の出席者から、城市さんの幅広い交流を知りました。
初対面は、1992年4月。名刺には㈱ぎょうせい 企画調査部 図書課とあります。同年12月、八雲の会で話題提供をいただいています。テーマは「島根の地域づくりの現状」。
そのころ編集者として独立しています。「碧い風」とは、城市さんがコンペでとった中国電力の情報誌の名前です。この仕事、20年たったいまも続いていて、最新号は76号。城市さんのライフワークになりました。
http://www.energia.co.jp/eneso/tech/wind/index.html
因みに75号は「中国地方の神話と伝説」を特集しています。古事記1300年に、出雲神話だけでなく、中国地方から神話、伝説を紹介しています。
会社(㈱ジェイクリエイト)は、ほかにも数誌の編集をしています。数年前から一緒に仕事をしてきた長女の奈那さんが、事業を引き継がれます。
次回の特集は、「山陰の民芸運動」。出雲民芸紙の安部信一郎さん(松江市八雲町)を取材するそうです。であれば紹介できます。
城市さんのご冥福をお祈りしつつ、奈那さんの活躍を期待します。
12.6