宮城県気仙沼市の和装小物メーカー「たかはし」の高橋和江社長を、茶道三斉流家元教授の梅村尚子さんに紹介しました。女性ー女性のマッチングは例がなく心配したのですが、双方から喜ばれる、いい出会いになったようです。
・有限会社たかはし 宮城県気仙沼市
・茶道三斉流 島根県出雲市
たかはしの商品の狙いは、「簡単に美しく着こなせ、着物を楽しんでもらう」です。いまの時代にあわせる工夫があります。
二人のお話を聞いていて、「着物の力」を感じました。
・海外では、着物は歓迎され、ワンランク高める。
・働く女性の間で、着物を楽しむかたが増えている。オン・オフのスイッチに
いいようだ。
・3.11のあと事業をどうするか悩んでいた。3週間目から、「汚れた着物
を洗ってほしい」と、2000点以上の依頼がきだして対応に追われ、悩み
は吹き飛んだ。女性にとって着物は特別だと思った。
・失くしたかたへ、着物を送る運動をした。危ぶむ声もあったがして正解だっ
た。送った人と受け取った人の、交流が深まっている。
着るひとが減って、着物は厳しい環境と思っていたのですが、新しい流れができています。ただし、たまに着るだけなので、カジュアル化が必要です。
たかはしはその流れに乗ろうとしています。
梅村さん、「着付けはもっとかんたんにできる。着付教室が難しくしている」そうです。
ご参考までに:
1.七緒 カタログ通販
http://www.president.co.jp/nanaoh/
2.津田家 和装小物店(新宿)
http://www.tsudaya-shinjuku.co.jp/
3.ローズカラー(京都)
http://nttbj.itp.ne.jp/0758016226/index.html
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