津和野出身の弁護士、山﨑さんから相談があり、「古代出雲旅行」の準備を進めています。
23日、八雲の会メンバー、古代出雲に詳しい平野さんと説明会に臨みました。三井物産で海外勤務していて、「日本とは何か」をお子さんに説明する必要があったという平野さん。日本のルーツのひとつ古代出雲に対する探究心、現地を訪ねる熱意は、強くアピールしていました。茨城県出身で、私よりよほど出雲に詳しい、ありがたいかたです。
参加者は9名。中には専門家も。早大法学学術院特任教授の水林さんです。法制史が専門で、古代出雲も視野にあります。論文「古代天皇制における出雲関連諸儀式と出雲神話」(2009.3発行 149ページ)をいただきました。
もう一人、元裁判官の池田さん、なかなか古代史に詳しいかたです。ほかにも大阪勤務で奈良によく行った、あるいは青森勤務で三内丸山遺跡の案内をしていたなど、古代にロマンを感じるかたがたでした。
旅行は今秋、2泊3日の予定です。見学先は神社(6社)、遺跡・史跡(6)、施設(3)など。絞るのにひと苦労しました。藤岡大拙先生、本間恵美子所長、松本岩雄さんらとの面談をセットして喜ばれています。
いまパワースポットブームで、若い女性たちが島根に訪れています。公共交通を使う、ゴミを出さない、金払いがよいなどと歓迎されているそうです。
古代史に興味をもつシニア男性も、送客のターゲットだろうと考えます。岩波新書「出雲と大和」がベストセラーだとか、風が吹きだしています。このタイミングでの出雲旅行。地元のービスを体験し、ご意見を頂くことで、ブラッシュアップにつながればと思います。
5.25