前回に続いて、「福島行き」をレポートします。
今回は「こけし」で知られる「土湯温泉(福島市)」の巻。少子高齢化、過疎化が進んでいて、ここも厳しい環境です。
11ある温泉宿の「山根屋」に泊りました。主人の渡邉さん夫婦は、共に
三井物産に勤務したかた。お子さん二人が手伝っていました。
山根屋には「湯治くらぶ」なるサービスがあります。会員は平日、1泊2食、ひとり6500円。十数年前から取り組んできて、会員は6500名ほど。カラオケは無料。一人で来ているかたもありましたが、歌のうまいこと。カラオケの力はたいしたものです。
http://www.yamaneya-ryokan.jp/
土湯温泉は山間にあって、太陽光や風力には恵まれません。しかし、地の利をいかしたふたつの発電計画があって、共に平成27年に発電開始の予定。
1.温泉熱発電(荒川)
2.小水力発電(東鴉川)
早朝、渡邉さんに案内してもらいました。「かじかがえる」の声が聞こえる、自然に恵まれた環境の二つの「新エネルギー」。いずれ新名所になることでしょう。
土曜日で休みでしたが、「スパクリニック土湯」の佐久間院長のお話を聞くことができました。温泉療法の専門家です。著書があります。
「温泉とデトックスでキレイになる」 表参道出版
旅館の次男です。問題意識のある先生でした。湯治を今風にして、「ヘルスケアツーリズム」をめざすとき、貴重な存在です。
スパクリニック土湯 024-594-5252
7.6