㈱プラッツ(福岡県大野城市)の石橋取締役のお話を伺いました。
テーマ:福祉用具のマーケットと販売までのプロセス
同社は医療介護ベッドのメーカーで、従業員80名、ベトナムにも
工場があります。
介護機器の開発とマーケティングに関するお話でしたが、ユーザーの
立場からも参考になりました。
1.ユーザー向け情報
・介護市場は9.4兆円。内、マンンパワー30%、福祉用具3%。
・マンパワー依存から、機器の利用を増やすことが必要。
・「介護」という言葉はだれも聞きたくない。
・介護のケアマネージャー(ケアマネ)は、医療の医者と同じ。
・ケアマネは機器に疎い。
・ITにたけ、ロックを好む団塊世代で介護は変わる。
2.メーカー向け情報
・介護される人の立場と気持ちに立って(プライドを大事に)。
・勝手な思い込みでなく、企画段階から識者、販売チャンネルを考慮する。
・佐賀大の松尾先生は、半身マヒだが、車椅子テニスをなさる。
松尾先生の監修であればとおる。
・安全には徹底的にこだわる。(JISのリスクマネジメントの利用)。
・非課税品でも仕入れには税がつく。(原価管理)
2013.11.22 三島