「出雲民芸紙」は、人間国宝・故安部栄四郎が開発した手漉き和紙のブランドで
す。
カラフルな意匠性に特長があります。孫の信一郎さんらが継承していて、記念館・工房が松江市八雲町東岩坂にあります。
http://abe-eishirou.jp/
棟方志功が安部家に(版画でなく)多くの絵を残しています。志功は安部家に泊まって、襖や屏風など、白い紙があれば描いたそうです。松江料理「皆美」の日本橋店には志功の絵を飾っています。志功の版画に和紙は不可欠だったわけで、志功を通してアピールするとわかりやすくなると思います。
「記念館はクルーズツアーのコースになっている」と、松江市の矢野部長から伺いました。
10月フランス人60名が訪問したときのブログを見つけました。欧州それもフランス人が見学にくると伝われば、集客効果は大きいのではないでしょうか。
http://blog.goo.ne.jp/islandersdiary/e/47681cc85a9999af0da8cc40dbe321ea
米子市の和傘職人とのコラボで、「ミニ和傘2種」「行灯5種」を商品化しました。(読売)
牡丹や出雲南京(金魚)など、島根のイメージを図柄にしています。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20131221-OYT8T00988.htm
手漉き和紙の環境は厳しいものがあるでしょうが、光も差しています。
12.28 三島 八雲の会