熊野といえば和歌山を思うのが普通でしょうが、島根にも熊野大社があります。
祭神はスサノオ、出雲國一之宮です。(松江市八雲町熊野)
19日夜、熊野大社境内で開催の「第23回庭火祭 インド民族音楽の夕べ」を
観て聴いてきました。月光の下、かがり火の中の音楽や舞踊は格別でした。入場は
無料とし、寄付を募っていました。
プログラム:1.熊野大社八雲楽(熊野大社伶人) 2.庭火の笛
3.インド民族舞踊
熊野大社は「火」のはじめです。毎年10月15日、出雲大社が、お土産(お餅)
持参で火をおこす道具(杵と臼)をもらいにくる亀太夫神事が行われます。亀太夫
はお餅にさんざん難癖をつけたあと受け取り、道具を渡します。千家宮司はお礼に
百番の舞を舞います。この日だけは、出雲大社の上に立つ、珍しい神事です。
20年以上前ですが、交流先の目黒区八雲の皆さんに、参拝してもらったことが
あります。感動したという方も、しびれがきて参ったという方もいました。
この神事を目玉にした新しいツアーのチラシを入手しました。
企画・実施 松江観光協会(兼森、宇田川) 0852-27-5843
旅行日 10月15日(木)日帰り
旅行代金 3980円
観光協会が着地型ツアーの企画・実施を始めたこと、テーマとして熊野大社の神事
を選んだことに注目します。定着し発展するように願います。
9.27 八雲の会 三島