日経11.13が1ページを使って山陰の経済特集をしています。島 根県関連の記述を拾ってみました。
〇観光
境港では今年、クルーズ船寄港が増え、乗客数で初の2万人突破が確実な情勢だ。上陸後、半日観光がせいぜいのクルーズ船にうってつけ な地の利が増加の一因だ。
松江城は7月に国宝指定を受けたことも手伝い、大型連休中の観光客数が前年同期の約3倍に増えた。
女性を中心に「縁結びの旅」が定着した出雲大社(出雲市)。「神門通り」では昨年来カフェ、スイーツ店などが相次ぎオープンした。
アウトドア用品メーカーのモンベル(大阪市)などは、サイクリングやトレッキングなどを核にした観光ルート「ジャパン・エコトラック」 の第1号ルートを鳥取・島根両県に設定。
〇地方創生・移住
石見銀山で知られる大田市大森地区。昨年は6人の新生児が生まれた。当地区に本社を置く2企業が貢献している。ファッションブランド「群 言堂」を展開する石見銀山生活文化研究所と、義足で世界的知名度のあ る中村ブレイスだ。
都会の高校生を隠岐諸島にある寮で受け入れる「島留学」の海士町や、「A級グルメ」の邑南(おおなん)町など、島根県では離島・中山間地 でU・Iターンの流入が続く地域がいくつかある。
〇世界展開
「出雲誉」で知られる酒造会社(雲南市)は昨年から首都圏のIT技術者らの酒づくり体験の受け入れを始めた。ソフト開発、フランジア・ ジャパン(渋谷)の幹部が酒造りにITを生かすため、9月に竹下本店の 向かいに開発拠点を新設した。
11.16 八雲の会 三島