6日、目黒区八雲のホールを会場にした催しを観てきました。
(公財)北野生涯教育振興会―創立40周年記念―
オペラ「ヤマタノオロチ」
・会場 めぐろパーシモンホール(目黒区八雲)
・構成 第1部 講談 「国生み神生み」女流講談師 宝井琴柑
合唱 「大黒さま」ほか 中目黒小学校合唱団
第2部 オペラ「ヤマタノオロチ」
出演 宮本益光(スサノオノミコト)ほか
主催者挨拶はなく、いきなり講談から始まります。粋なはからいです。講談師は横浜市出身。出雲を訪問したときの印象として①出雲縁結び空港 ②八重垣神社の占い ③宍道湖の朝日、夕日をあげていました。「神々の国だなあ」と感じたそうです。
「大黒さま」の歌、3番まで聞いたのは初めてだと思います。
「スサノオ神話に普遍性を与えた衝撃的な初演から10年」が経っています。テーマは、力も思いもあるけれど受け入れられないスサノオの悩みです。前回は難しい印象があったのですが、今回はわかりやすくなっていました。台本、ダンスを取り入れた動きのある演出、演奏、合唱、こった衣装などの工夫、準備の賜物です。
財団は島根研修旅行を3度実施しています。(研修テーマ:1回、出雲神話 2回、北前船3回、城・城跡)最初の旅行時に、北野重子理事長は神楽をご覧になりました。その時の感激が、オペラ誕生のきっかけになっています。
財団事務局の石田さんから、オペラの島根公演の相談がありました。県が古事記1300年事業に取り組んでいたころです。残念ながら未だ実現していません。
3.7 八雲の会 三島