にほんばし島根館で、出雲民芸紙の展示販売会が始まっています。
「安部 信一郎 手漉和紙近作展」
会期:3月9日~14日
売り場のとなりで雁皮紙をテーマにしたビデオを放映していました。「材料
の雁皮は30年寝かして使う」と聞こえたのでびっくり。安部さんに確認し
たら間違いありません。和紙の材料はコウゾ、ミツマタ、雁皮ですが、雁皮
紙を漉く方は限られるそうです。また雁皮紙は書道に向いていて、写経など
に使われるそうです。
安部栄四郎記念館、出雲民芸紙工房は、境港に寄港したクルーズ船の乗客
による日帰りツアーの行き先になっています。説明用の資料が必要です。英語
だけでなく仏語も。両方の冊子がおいてあります。
JR西日本が作成した冊子「グッとくる山陰 手しごと礼讃」もおいてあり
ました。島根と鳥取の民芸運動の歴史、工芸品をざっと知るには便利です。特
急やくも(岡山市~出雲市)の社内配布用に作成したものです。
「地域おこし協力隊」なる制度があります。「おおむね1年以上3年以下の
期間、地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、各種の地域協力活動を行って
いただきます。」この4月から松江市でも採用が決まり、活動の対象として、
出雲民芸紙も入っている模様です。新しい試みが始まります。
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about/index.html
一筆箋を5冊買ってきました。働いている娘には、お礼に使うように薦めて
います。メールより気持ちが伝わると思います。徒然草に「手のわろき人の、
はばからず文書きちらすはよし。」とあります。これは私用の言葉です。
3.11 八雲の会 三島