出川通さんから2冊の本の贈呈を受けました。
著者 出川卓、出川通
著書名 1.「島根の逆襲 増補・改訂版」 2.「出雲歴史ワンダーランド」
発行所 言視舎
「島根の逆襲」の初版が出たころ、177回八雲の会(2012.5)で話題提供をお願いしています。
出川通さんの略歴です。
「(株)テクノ・インテグレーション代表取締役。1950出雲市生まれ、大学卒業(金属材料工学専攻)後、三井造船入社。研究開発者を経てバンクーバーとボストンに滞在。退職後2004年に現在の会社を立ち上げる。島根大学客員教授、温泉マイスター。東京在住。 degawa@techno-ig.com 」
神話、歴史、文化、金属資源などの視点から、「とことん歩いていろいろ発見した」深みのあるガイドブックになっています。出川さんにとって島根への興味は尽きることがありません。
ガイドブックの枠を超えて、島根の今後のあり方について示唆があります。「グローバル化は今後世界の隅々まで拡張していくことは間違いない。一方でグローバル化の対極地域を意図的に持っておく必要がある。出雲は条件がそろっている」という認識が基本になっています。
島根県が進めている「小さな拠点づくり」「志を果たしに還る人づくり」、雲南市が先頭になって進めている「小規模多機能自治による住民主体のまちづくり」といった新しい活動を高く評価しています。
12.20