こけしの好きな方は、「土湯温泉」をご存知ではないでしょうか。変わった名前ですが、オオナムチ(大国主)が、鉾で突いたら湯がでた(突き湯)、という伝説があるそうです。
東日本大震災で甚大な被害を受けたのですが、立ち直りつつあります。その訳は①バイナリー発電(温泉熱利用) ②小水力発電 にあります。2つの再生可能エネルギー事業が軌道にのってきて、更に温水利用のエビ養殖も始まっています。
いまはダム見学がブームだそうです。先日のNHK全国放送で紹介していました。土湯温泉は「砂防ダムを利用した発電例」として価値があるようです。砂防ダムに貯水はありませんが、木々のフィトンチッドがあふれています。近い将来に「エコツーリズムといえば土湯温泉」と位置づけられる日が来るだろうとの期待があります。(東京新聞5.16)
属している経営支援NPOクラブは、土湯温泉を支援していて、数回行きました。 宿はいつも山根屋。主人と女将は三井物産に勤務した方です。 www.yamaneya-ryokan.jp/
「湯治くらぶ」なるサービスがあって、会員になると平日1泊2食が6500円(税別)です。高齢の男性ひとり客が、女将さんとカラオケを楽しんでいました。長男の樹璃案さんは土湯温泉だけでなく飯坂温泉などの若旦那たちと連携しています。 これにNPOが応援しているクールアグリ(農業者の集まり。大野農園社長は代表理事)とも交流するようになってきました。驚きながら注目しています。
5.17 八雲の会 三島