17日、「経営支援NPOクラブ」で日進産業「ガイナ」のプレゼンを行い、反応は上々でした。NPO(会員、200名余)には三井物産など海外経験豊富な方が多く、海外展開に期待がもてます。
www.ka-npo.com
はじめに私から、①NPOの海外向けポータルサイトに掲載して成約が出ていること ②八雲の会として取り組んできたこと ③島根県との関係 などを説明。元JAXA副理事長の間宮さん(江津市出身)のメッセージ「インスタントラーメンやカラオケのように、世界の隅々まで届けたい」でしめくくりました。
続いて日進産業の金次長が実験を交えて、技術、効果、事例等を説明。大変説得力がありました。その理由は次のようです。
〇今年3月、JAXAの推薦により、日進産業は「岩谷直治記念賞」を受賞しました。名誉と願っても
ないお墨付きをえています。JAXAからのライセンスは、今までも有効でしたが、更にアピールする
でしょう。
〇ガイナの技術の画期性は「塗布すると熱を蓄積しない」ことにあります。100度に熱しても触るこ
とが出来ることを、目の前で示していました。100度の熱湯はNGですが、サウナであれば平気で入
れるのに似ています。
〇ガイナは断熱だけでなく、防音、消臭、空気室改善などの機能があります。自動車運搬船(商船三
井)、東大寺など寺社の宝物の保管、大型冷凍倉庫(女川町)などに採用されています。それぞれの写
真は「ほー」と驚かせるに十分な事例です。
NPOは大企業のOBが多く、販路開拓、マッチングを得意としています。これから国内外の企業とのビジネスに期待します。
ガイナの用途は多岐にわたり、身の回りの「生活文化」を向上させる画期的な材料です。商品の名前が、出雲地方の言葉が使われていることにも、文化的な意味があります。「日本橋にある島根県のアンテナショップにある居酒屋では『がいな丼』を出しますよ」と説明しています。
5.22 八雲の会 三島