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1112 第10回遣島使交流会

 遣島使は、知事が委嘱する制度で、島根県のPR等を行います。現在、約700名に委嘱しているそうです。3日、都内で第10回遣島使交流会があり出席しました。

 出席者が多いのにびっくりしました。出席者名簿では(県の方を除いて)昨年76名、今年は106名となっています。

 県の挨拶は栗原昌子広報部部長から。広報部は4月に新設されたばかりです。「島根の魅力とは何か」をつきとめるべく、アンケートなどで多くの方から集約するそうです。

 第1部は講演会。演題は「石見銀山の開発とグローバル時代の到来」、講師は仲野・石見銀山資料館館長でした。講演は「大風呂敷を広げるよ
うにしている」そうです。地質学から始め、西史、東洋史、日本史、貨幣史などの観点からの、スケールの大きいお話にはすっかり魅了させられました。

 第2部は交流会。5種類の島根の地酒をいただきながら、情報交換ができました。

 島根旅行を提案するとき、サービスが重要です。今まで藤岡大拙先生、小泉凡教授などによる案内、レクチャー、会食などをセットして喜ばれ
ました。仲野館長にも加わっていただくことのOKをもらいました。

 しめは古代史研究、日本地名研究所所長の関和彦さん。1本じめが正統であり元は美保神社の神事にあること、また来年5月、松江市で、「全国
地名研修者出雲大会」を主催するとの挨拶のあと、1本じめでしめくくられました。

   11.4 八雲の会 三島