9日と10日、ビッグサイトで開催の「フードセレクション2017」に「石川はちみつ牛」を出展していました。出展したのは鈴木畜産(福島県石川町)です。
加納町長が島根県雲南市出身という縁で、2012年4月から毎年、「石川町応援ツアー」を行ってきました。桜見物を主としながら、首都圏を販路とする町内企業訪問もしてきました。鈴木畜産には初年度に訪問しています。
震災、原発事故から1年というタイミングで、町は直接的な影響はなかったにも拘わらず、風評被害を受けていました。40万円で子牛を買って、40万円で成牛を売るような事態と伺いました。それでも鈴木社長(先代)はユーモアたっぷりで、「長男が美人の嫁さんをもらった」と上機嫌だったのが救いでした。あれから5年が経っています。
となりのブースは、ツアーで4回訪問してきた大野農園。主たるPR商品は「フルーツ餡の最中」でした。今まで加工品は委託していましたが、初めての自社製造商品です。
このほかにも(圃場でのイベント時の)雨天対策用ビニールハウス、売店を設置するなど積極的な姿勢には目をみはるものがあります。「様変わりしています。見にきてください」とおっしゃっていました。
大野社長から鈴木畜産のほかに、鈴木農園(郡山市、なめこ、クールアグリメンバー)、齋藤商店(白河市、お米)を紹介していただきました。自社のことだけでなく気を配る姿勢は立派です。
11.18 八雲の会 三島