2月2日、静岡市などが主催の首都圏商談会「静岡おみや」に行ってきました。会場は秋葉原UDX。
37社が出店していました。私は「手打ち蕎麦たがた」(静岡市葵区)の「オクシズ蕎麦」に注目しました。
オクシズとは耳慣れない言葉ですが、静岡市の奥部(北部)を意味します。中山間地域で、都市部と比べれば広大です。
県内に250種類以上の「在来作物」があり、オクシズには120種類以上あるそうです。「オクシズ蕎麦」は「在来作物」の一つです。静岡市は「在来作物」の普及に力を注いでいます。商品として売るだけでなく、採れる風景を味わってほしいと観光に生かそうとしています。
店主の田形さんは、出雲蕎麦をよくご存知で、「美味しい!」と褒めていました。この3月から静岡空港~出雲空港便が始まります。これを使って「食べに行きます」と嬉しいことをおっしゃいました。
田形さんはミラノ万博で、在来蕎麦の手打ち実演をして、欧州の方々から称賛をいただいています。日本館レストランで一番売れていたのは蕎麦でした。静岡蕎麦に可能性を感じていて、「日本一、いや世界一にしたい」そうです。
日本3大蕎麦に出雲蕎麦が入っています。(他に長野の戸隠そば、岩手のわんこそば)甘んじていては世界一を狙う「静岡そば」に負けてしまうのでは?
https://travel.iwada.org/gourmet/post-12/
在来作物という言葉は初めてです。島根の津田かぶ、黒田せり、出西しょうがなども在来作物に当てはまると思います。意識してPRしたらいかがでしょう。
2.3 八雲の会 三島