9日、都内で開催の「都市・農村共生社会創造シンポジウム」に行ってきました。主催は全国町村会。コーディネーターは小田切徳美明大教授。
パネリストは3名で、内1名は島根県奥出雲町在住、有限会社咲楽(さくら)代表取締役の内田咲子氏でした。
「ニュージーランドとイギリスでの2度の海外経験から、ふるさとの奥出雲の良さを再発見。家業の松葉屋(和菓子屋)と両立しながら、2006年に地域おこし会社「咲楽」を東京に設立。2014年に咲楽を奥出雲に移転。家業と両立しながら地域おこしに奮闘中。」
(資料より)
発表の機会を与えられたのは内田さんの名誉ですが、奥出雲町のPRにもなったと思います。他の2名は成功事例でしたが、内田さんは苦労話の発表でした。珍しいことです。「地元でやることは難しい」と仰っていました。
発表の主たるテーマは「たたら」。たたらは日本古来の製鉄法です。
今も年に3回操業し、奥出雲町から全国の刀匠に材料(玉鋼)を供給しています。原料の砂鉄を採った山は棚田になっていて、自然が荒れておらず、美しい田園風景になっています。
たたらは日本遺産に認定されました。認定のミッションはひと言で言えば「観光」です。研究や保存よりも、経済効果に狙いがあります。
終了後に再会の挨拶をしました。「地元の人たちに価値を伝えたい」と意欲満々でした。内田さんの感性、スキル、人脈を生かしていただきたいと思います。
9.18 八雲の会 三島
パネリストは3名で、内1名は島根県奥出雲町在住、有限会社咲楽(さくら)代表取締役の内田咲子氏でした。
「ニュージーランドとイギリスでの2度の海外経験から、ふるさとの奥出雲の良さを再発見。家業の松葉屋(和菓子屋)と両立しながら、2006年に地域おこし会社「咲楽」を東京に設立。2014年に咲楽を奥出雲に移転。家業と両立しながら地域おこしに奮闘中。」
(資料より)
発表の機会を与えられたのは内田さんの名誉ですが、奥出雲町のPRにもなったと思います。他の2名は成功事例でしたが、内田さんは苦労話の発表でした。珍しいことです。「地元でやることは難しい」と仰っていました。
発表の主たるテーマは「たたら」。たたらは日本古来の製鉄法です。
今も年に3回操業し、奥出雲町から全国の刀匠に材料(玉鋼)を供給しています。原料の砂鉄を採った山は棚田になっていて、自然が荒れておらず、美しい田園風景になっています。
たたらは日本遺産に認定されました。認定のミッションはひと言で言えば「観光」です。研究や保存よりも、経済効果に狙いがあります。
終了後に再会の挨拶をしました。「地元の人たちに価値を伝えたい」と意欲満々でした。内田さんの感性、スキル、人脈を生かしていただきたいと思います。
9.18 八雲の会 三島