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1158 プラスチックを紙に

 8日、紙製衛生用品メーカー・ハッソー社(品川区西五反田)を訪問し、山田菊夫社長から熱意にあふれたお話を伺いました。

 

 OEMで大きくなった会社なので知名度は低いですが、すごい会社です。たとえば花王に「クイックルワイパー」を供給していますし、P&Gとも取引があります。特許で守られていて、「他社は製造できず、値引き要請もない」と自負しておいでです。

 

 初めての自社商品は「紙おむつ」です。軽失禁に向いているそうです。男性用、女性用があって、低価格(店頭で65-70円)を実現しています。社会貢献事業として、自治体等に「紙おむつ」を無償提供しています。出不足を解消して、健康寿命延伸を期待します。最近鳥取県日南町に提供しました。

 

 新商品として「カップのふた」があります。「容器」は脱プラが進んでいますが、「ふた」は例がありません。製品化して、ただいま関空のカフェでテスト中だそうです。大型ファイル3冊の特許資料に驚きました。脱プラは時代の流れです。世界中に広がるでしょう。

 

 以下は同席した事業推進本部・斉藤本部長のメッセージです。

「私共は小さな零細企業からスタートし、わずか十数年の今、小企業から中企業の過渡期にあって、これまでもこれからも、卓越した技術力(特許)を持って皆様に感動と驚きをお届けできる商材開発に日夜ワクワクドキドキできる気持ちで、日々の仕事に向き合っているのが私共の日常でございます。

 

 今後、こうしたご縁を機に更に社会貢献を含む数多くのChallengeと向き合う機会を賜れたら幸甚です。」

 

 ご希望の方に、当日の記録をお送りします。

 

   19.9.11 八雲の会 三島