８日（火）ホテルアジュール竹芝で開催の「第１２回遣島使交流会」に参加しま

した。出席者は８５名（昨年は７７名）でした。

　栗原昌子広報部部長から、（お見えにならない）丸山新知事の紹介がありました。

４９歳と若くなっています。出身は福岡県八女市。初めての県外出身知事です。野球は（ソフトバンクでなく）阪神ファンだそうです。

　第１部はいつものように講演でした。

　　　演題　出雲と大和ー出雲の青銅器を調べるー

　　　講師　増田　浩太　氏（古代出雲歴史博物館専門学芸員）

　来年１月１５日から３月８日の間、東京国立博物館（上野公園）で特別展「出雲と大和」が予定されています。増田さんの講演は特別展の前ぶれでもあります。

　展示物は国宝の「銅剣・銅鐸・銅矛」、出雲大社の高さが今（２４米）の倍あったことを示す「３本合体の柱」をはじめとして「出雲と大和の名宝、約１７０点が終結」します。「見返り美人」のように形が美しい「見返りの鹿」はおすすめです。

　　　当日券１，６００円

　　　前売券１，４００円（発売期間　１１月５日～１月１４日）

　ところで増田さんのお話です。「銅鐸の絵の書き順がわかった」、「新しい銅鐸が見つかった」など、面白く拝聴しました。後者についてはずいぶん発信なさったに関わらず「大きい話題にならなった」と悔しそうでした。それはともかく「弥生時代の研究で島根は最先端にいる」そうで心強いことです。

　　　１９．１０．１１　三島