玄米のイメージは「体にいいけど、食べにくい」ではないでしょうか。
「食にこだわりのある方が食べるもの、私はちょっと」という方が圧倒的多数だろうと思います。
精米して捨てている「米ぬか」に、栄養分があるのでもったいないことです。
米ぬかを材料とする商品が現れています。たとえば神明の「飲める米ぬか」、サンスターの「健康道場」です。
今月初め、伊藤淳子さんから「玄米がおいしかった!」と連絡がありました。
お食べになったのは、さとやま食品(島根県飯南町 松田社長)が販売している「超高水圧加工玄米」です。(以下、加工玄米)
伊藤さんが加工玄米を入手したのは、2018年10月ころです。1年半ほど経っていたので、おっかなびっくり食べてみたらこれがおいしかったのです。黙っておれなくて私に連絡なさったのでしょう。
18年10月3日、農と食女性協会(代表:伊藤淳子)主催のシンポジウムがありました。タイトルは「農と食2018〜美肌も美脳も玄米から」、会場は大和ハウス工業�蠹豕�本社。会場でご挨拶しました。
吉野前島根県産業技術センター所長から加工玄米の報告がありました。島大、同志社大が研究して、認知症、骨粗鬆症などのエビデンスがあります。吉野さんがプロデュースなさいました。
伊藤さんは、このシンポジウムの準備段階で加工玄米を知り、見本を入手なさったのだろうと思います。
ところで私の伊藤さんとの出会いは2003年7月にさかのぼります。紹介者はイング総合計画・斉藤社長です。134回八雲の会で話題を提供してもらいました。話題は「山形県白鷹町のおすそわけドットCOM]。
その後、173回八雲の会(2010年3月)の趣向は、島根県八雲町から取り寄せた「イノシシ肉を食べる会」でした。伊藤さんの会社のサロンルームを会場に提供してもらいました。
伊藤さんとの縁が続いてきました。玄米普及という大きいテーマに直面しています。コロナの今、免疫力がキーワードになっていますが、主食では「白米でなく玄米」です。
食味については日本炊飯協会によるテストで、好評を博しています。加えて伊藤さんの「おいしかった!」も力になります。(加工玄米は経年劣化なし)
20.4.29 八雲の会 三島