地元紙によれば大正屋醤油店(安来市伯太町)が開発・販売している「お米から造ったしょうゆ」が、2020年度「優良ふるさと食品コンクール」で農林大臣賞を受賞しました。
材料は小麦や大豆でなく、「酒かすと米粉」です。10年かけて開発し、一般のしょうゆと遜色ない味と色味を実現しています。アレルギーで小麦も大豆も食べられない人にとっては、福音とも言えるのではないでしょうか。
新聞に指摘はありませんが、評価すべきことが別にあります。小麦を米粉に置き換えることによる「自給率向上」です。
この動きはお菓子でもあります。お土産品大手の中浦食品(松江市)が新商品「美肌和クッキー」の販売を始めています。玄米粉を材料にした、お土産品にはもったいないほどの高品質で、健康にいいお菓子です。
島根から「自給率向上」の流れを作れないでしょうか。
21.2.19 八雲の会 三島