· 

1215 玄米の革新

 玄米が健康にいいことは広く知られています。

 問題は「炊きにくい、食べにくい」ことです。

 玄米を食べやすくする技術開発がなされています。

一方、精米時にできる「米ぬか」を商品化する試みがあります。

1. 東洋ライス(和歌山市)

 東洋ライス・雑賀社長(88歳)の玄米の健康効果への確信、大学(同志社大)や官庁(農水省)を束ねる力には並ならぬものがあります。

 米などの農産物が健康に与える効果について研究を本格化するそうです。また研究者への助成も行います。

 当社の加工技術は玄米の栄養素の高い部分を残す精米方法にあります。商品は「金芽米」「ロウカット玄米」として流通しています。

 ところでさとやま食品(飯南町)が販売している「超高水圧加工玄米」。私は次の2点で優位にあると思います。

1. (ぬかを出さない)全粒を食する。

2. 白米と一緒に炊ける。

2.神明ホールディング(神戸市)

 精米・卸販売の老舗・神明ホールディング(神戸市)は米の栄養素の大半を含む「米ぬか」に注目、新商品を開発し販売しています。

 新聞で青山にある米ぬか専門店「おこめぶらん」を紹介しています。

     22.5.6  八雲の会 三島