八雲の会について
開始
「八雲の会」は、1991年1月、山陰合同銀行東京事務所(合銀)を会場として開始しました。合銀さんには、以来ずっとお世話になっています。
当時、東京での島根県の存在感が薄く、「こんなものではないだろう」という思いが原点になっています。数年前に、知名度ワーストという調査結果があり、感じが正しかったことが実証されました。
メンバーに「島根県と地縁、血縁のないかた、異質のかた」が入っているのが、最大の特長です。同窓会やふるさと会でない議論の場には、異質のかたが不可欠と考えます。
経緯
情報発信をテーマにしたサロン活動を、月に1度の例会の形で続けました。話題提供をしてもらい、意見交換します。堀江修二先生から、島根にはいいお酒があると伺ってからは、地酒を取り寄せるようにしました。話が弾むのにお酒は欠かせません。
2000年には100回記念のイベントを、日本青年館で行いました。
この10年間は、ビジネス支援に舵をきってきました。島根県企業の経営者のお話を伺ったり、県産品を東京市場に持ち込む販路開拓に関わってきました。
展望
今後の会のテーマは、首都圏の皆さんに島根に行っていただく、「送客」にしようと思います。
新しい観光は、「交流する、体験する、学ぶ」の「新るるぶ」といわれます。歴史が古い島根県は、ニーズに応える資源が豊富にあり、資格十分です。
島根県は昨年から「古事記1300年事業」を始めました。目的は観光客増です。出雲大社との連携は画期的なことで、意気込みを感じます。
古事記から名をとった「八雲の会」、ひと役を演じたいと思います。
2011年5月
八雲の会 代表 三島律夫